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アジア酪農交流会セミナーと懇親会(2012.02.10)

掲載日:2012.08.22

講演:發地喜久治氏(アジア酪農交流会事務局長)

崔 一信氏(アジア酪農交流会顧問、韓京大学校前総長)

西山泰正氏(道銀参与、元道農政部長)

『アジア酪農交流会懇親会での挨拶』

                          アジア酪農交流会名誉会長 原田  勇

 アジア酪農交流会が1975年に発足してから今年で(2012)37年目になります。今日は發地先生の中国内蒙古の報告、崔一信前韓京大総長のお話し、そして前農政部長、現道銀参与の西川泰正さんのロシア極東農業の現況と将来のお話、それぞれ貴重なご報告ありがとうございました。また本日は、長い間交流会の役員として、また、会長としてお働き頂いた安宅一夫先生の酪農大での定年ということで、またもう一人役員をつとめて頂いています、名久井忠先生も定年ということで、共に一区切りとして、これまでのご協力とご努力に対して、心より敬意を表すると共に、御礼を申し上げます。また本日は内蒙古から来られています大学院生や、さらには極東ロシア農業大学の学生5名と先生お一人の外、カザフスタンの院生も本席に参加頂いて、誠に百花繚乱、といった感じであり、これまで、本会を支えて下さったご出席の皆様はもとより、ここにご出席されておられない方、さらには、既に天に召された方々にも心より、御礼を申し上げ、またご冥福をお祈り致します。

この機会に私はアジア酪農交流会の原点が何であるのか、と考えています。と申しますのは、これだけ長い間続き、しかも、いよいよ盛んになってくるという現実は何故、どうしてなのだろう、と思わされるからであります。きっとそれは、一人一人の方々が自らを空しくして(その力はいろいろであっても)、大義のために捧げつくして行こうという気持ちがあるからでないかと思っています。for justice:正当性、公平、妥当性:ジャステイス具体的には日本は元より、韓国にも、中国にも、あるいは内外蒙古にも、また新彊ウイグルにも、そしてインドやロシアや、その他の国々にも、人間の住むところ、どこにでも、素晴らしい人たちがいるということです。アメリカ、ヨーロッパしかり、南米もアフリカもそうだと思います。言いかえれば人間とは本来そのように作られているのだと思います。そのキャラクターを大切に生きればこうなるということかと思っています。しかし、私がしばしば申して来ましたように一寸した不審な行いから、大きな不和につらなっていく現実もあります。どうぞ、そのような考えを克服して、大きな目的のために、力を出しあっていきたいものです。

 私はしばしば申してきたことでありますがとりあえずは、アメリカ,カナダの力に対してEUが一つの連合体を作ったように、極東アジアもEAU、極東アジア連合を考えて行くべきでないかと。このAUとEUとEAUとの鼎立こそ大切な考え思想ではないかと申して来ました。いろいろな困難はあっても、この目標で50~100年はいけると思っています。決して近隣諸国同士で争ってお互いに不利益になるようなことがあってはいけません。また、その内に他国から不利益をこうむるようなことがあってはいけません。それはどうしてもさけるべきです。さける智慧を探し求めて、実現すべきであります。そのための酪農であり学問であり、交流でなければならないと思います。

今日この盛会を、これまで共に力を出しで下さった人々に感謝しつつ、またこれからの人にも加わって頂いて、これからも近くより、遠くを見て努力して参りたいと思います。以上御礼と感謝のご挨拶と致します。


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