アジア酪農交流会

　　　　
爽やかな日差しの６月４日（火）１２時３０分から研修館を会場にして開催され、２７名の会員や留学生が参加した。集いは３部構成で行われた。

第１部：原田賞授賞式。今年度の受賞者は２名。中林正明氏と三浦照男氏。三浦氏は遠方のため学校礼拝来校時に昼食会を開催して授与の予定。中林氏に押谷会長より賞状と記念品が授与された。
中林氏からの答礼では松屋商事代表取締役としての現況や原田先生との交流が長かったことが述べられた。
第２部：昼食会。留学生を囲んでの恒例の昼食会が開催され、留学生の自己紹介、参加者全員の自己紹介や近況報告が行われた。
第３部：総会。休憩と精農寮前での集合写真を挟んで２時１５分から２０２４年度総会が開催され、２０２３年度の事業報告（１２月集いの総会・講演会報告。国際酪農フォーラム）や会計報告および２０２４年度の事業計画（通信発刊。５０周年。モンゴル研修ツアー）が提案され、拍手で承認された。

その他の意見交換では、学園との関連でアジア酪農会議や酪農公開講座の現状、酪農業界の今日的な課題への問題提起、酪農ジャーナルの復刊や募集対策における偏差値教育の現状、人的ネットワークの重要性、学生の牧場訪問等の話題や意見交換が行われた。
「酪農界にとって暗い話題が多いが明るく行きましょう」という酪農家三谷氏の言葉で閉会となった。